【完全版】ダッシュ(Dash)コインとは?特徴・将来性・価格予想・取引所

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仮想通貨に興味がある方であれば、匿名通貨という言葉を聞いたことがあるかもしれません。今回、取り上げるダッシュ(DASH)という仮想通貨はそうした匿名性の高い通貨の1つです。決済にも優れていたり、なかなか興味深い通貨です。

ダッシュ(DASH)とは?

DASHという通貨はもともと、Xcoin(XCO)という名前でその後、Darkcoin(DRK)、Dash(Dash)と2回の改名を経て今の名称となりました。Digital Cashという言葉からDashと命名されたようです。その名の通り、デジタル決済を促進するための特徴が備わっています。2017年3月現在の時価総額ランキングは13位で、時価総額2570億円程度です。

Dashの説明動画

日本語が若干カタコトですが、DASHという通貨のプライバシーの保護、リアルタイム性、手数料の安さといった点が説明されています。日本の電子マネーみたいに使えますよという形でアピールされています。

DASHの特徴

匿名性の高いコイン

DASHはモネロ(MONERO)やジーキャッシュ(Zcash)と並び、匿名性の高いコインとされています。ビットコインも利用者との紐づけができないという意味で匿名性は担保されていますが、どのアドレスからどのアドレスに送られたというような情報は全員が見れるようになっています。したがって、何らかの理由でアドレスと個人が紐づいたときには、その人の金銭のやり取りが全て明らかになってしまいます。これを防ぐために、DASHでは、一旦集まったお金をプールしてごっちゃにしてしまい、そこから送ることで、複数対複数の関係にしてしまい、よくわからなくします。これがCoinjoin方式と呼ばれ、Dashの機能としてPrivate Sendとも呼ばれます。

即時決済が可能

ビットコインの決済機能の問題として送金スピードがよく挙げられます。クレジットカードをイメージしてもらえればわかりますが、普段使いの決済で10分も待てませんよね。DASHの場合には、Instant Sendという即時結成の機能があり、数秒程度での決済が可能になるようです。

なぜ早く決済できるか?

ビットコインの場合には決済に最低でも10分かかりますが、これは世界中のマイナーが競って計算をし、その難易度も10分ほどになるようにしているためです。DASHの場合には、即時決済の際には、マスターノードと呼ばれる特別な権限を持った人が承認することで圧倒的な速さを実現しています。

マスターノードという特別権限

上述したように、DASHではマスターノードという特別な権限を持つノードがあります。この権限を持つためには、1,000DASHが必要だったり(今のレートで3,000万円程度)、専用IPアドレスとサーバーが24時間稼働し続ける体制が必要です。一般的な個人では難しいかと思います。マイニングの報酬はDASHの手数料の45%を得ることです。ちなみに、もう45%がマイナー、残りの10%が運営資金となります。

自己資金での運営

DASH手数料の10%はDASH開発者などの運営メンバーに配分されます。多くの仮想通貨では、こうした運営費用はドネーション(寄付)によって成り立っています。もともとシステムとして継続的に運営ができる仕組みで運用されているのは興味深いでしょう。

高いセキュリティ

DASHでは、X11という暗号技術を採用されています。これは、11種類ものハッシュ関数を組み合わせるもので、高いセキュリティを実現します。また、消費電力も低いようです。

DASHのメリット・可能性は?

高い匿名性

例えば、銀行などの既存システムをブロックチェーンに置き換えるときにプライバシーは問題になる1つです。これは、クローズトなブロックチェーンで実装することも可能ですが、こうした匿名通貨によるアプローチも考えられるかもしれません。

即時決済が可能

決済の速さは武器となります。実際、DASHで決済が可能な自動販売機が作られたり、リアルタイム性の必要なATMにおいてもLamassu社と提携しています。多くの仮想通貨の課題としてスピードが挙げられるので、決済がメインの通貨としては魅力的です。

現金に近い

普段、自分が使っているお金をイメージしたときにそれは誰から見たかを辿ることが不可能だと思います。その意味では、DASHの匿名性はより現金に近いかもしれません。DASHの様々な特徴を見ていると、いかに現金や電子マネーに近づけるかということに注力しているように感じます。

DASHのデメリット・課題は

高い匿名性

高い匿名性はマネーロンダリングなどに悪用される可能性があり、規制の対象になりえます。実際、コインチェックでもDASH、MONERO、Gcashという3つの匿名通貨を取り扱い停止しました。今後はますます新規の仮想通貨などの規制は厳しくなる可能性があります。

中央集権的

DASHの場合には、マスターノードという特別階級があるので、いわゆるピュアな民主的なプロセスではなくなっています。個人的には、すべてが分散的に処理される必要は無いと思いますが、仮想通貨に関わる人はコアな思想としてこだわる人も多いので、この部分はネガティブかもしれません。

DASHなニュース

ATMでも使える

ビットコインのATMサービスを展開するLamassu社と提携し、ATMでDASHコインが利用できるようになっています。

アップルやアマゾンと連携

Apple社からアプリ許可が下りたり、Amazonでテスト的にDASHで購入すると20%OFFといったキャンペーンを行ったこともあります。

ジンバブエでも利用

ジンバブエではハイパーインフレになり、自国通貨が崩壊しており、DASHが現地の決済会社と連係し、DASHの決済サービスを提供しようとしています。

DASH Evolution

サイトのデモを見たのですが、イマイチわかりづらい部分もあり、この動画によるとPaypalのような形で支払いができ、無駄に長いアドレスを打ち込む必要がないみたいです。サイトでもPaypalのようにと書いてありますね。自動引き落としもできるようです。ただ、これもPaypalで現状、可能です。。今後の開発に期待しましょう。

DASH エボリューション(EVOLUTION) 将来の支払い方法について考えましょう

DASHの相場・チャート情報

現状の価格

DASHの過去チャート

※緑の線が価格推移です

2017年まで

2014年に生まれたものの、その後ずっと低調で、2017年までは1,000円程度をキープしていました。

2017年以降

2017年2月からビットコインの上昇と同じように上がっています。そこから急上昇と下落を繰り返し、今は少し落ち着いているようです。Amazonとのキャンペーンが2017年4月、アップルストアでDASHウォレットが認められたのが7月、ジンバブエにおける決済サービス投資が11月と実績が積みあがってきているように見えます。

DASHの投資判断は?今後の価格予想

決済に関しては、そのスピードから評価されており、ATMや国での活用など実需が出てきている部分は非常に魅力的です。ただ、直近での盗難事件が多発していることからも匿名性がプラスになるかどうかはわかりません。決済面に関しては、使われるところが増えることが一番なので、大きな成功事例が出てくるかどうかがポイントになると思います。

今後の価格

10万円をコンスタントにキープできるかはわかりませんが、現在の3万円から上がり、5~6万円くらいまでは上がりうるかと思います。

DASHの購入方法とおすすめの取引所

コインチェックでの取り扱いが無くなったので、国内取引所での取り扱いはありません。

世界No.1の取引所:Binance

 

DASHのおすすめのウォレット

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DASHのまとめ

  • DASHは匿名性が高く、決済スピードが速い
  • マイニングはPoWだが、特権を持つマスターノードというノードがある
  • 実験的に使われたり、ATMで使われたりと少しずつ活用は進んでいる
  • 匿名性の評価は悩ましい
  • 価格は落ち着いており、何らかの材料があれば上がりそう
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