【完全版】イーサリアム(Ethereum)とは?特徴・将来性・チャート・取引所

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ETH

イーサリアム(Ethereum)はビットコインに並んで有名な仮想通貨です。スマートコントラクトを実装しており、送金以外にも様々な役割が期待されています。今後もさまざまなアップデートが控えており、ますます注目されていきそうです。それでは、イーサリアムとはどんなものなのかについて詳しく見ていきましょう。

仮想通貨イーサリアム(Ethereum/ETH)とは?

イーサリアム(Ethereum/ETH)の概要

仮想通貨名 Ethereum(イーサリアム)
通貨記号 ETH
発行数 上限なし(今後設定の可能性)
コンセンサスアルゴリズム Proof of Work
ブロックサイズ 可変
ブロック生成時間 約15秒
公開年月日 2015年6月
開発者 Vitalik Buterin
公式サイト https://www.ethereum.org/

イーサリアムはVitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)によって考案されました。当時は19歳だったそうです。ロシアで生まれ、その後にカナダに移り、プログラミングを学び、ビットコインに関して興味を持つようになったようです。イーサリアムのコミュニティ作りにも力を入れており、オンラインで開発者の人とのコミュニケーションを活発に行ったり、2018年3月には来日し、イベントにも登壇しています。

ビットコインが送金や決済などのソリューションを提供しているのに対し、イーサリアムはスマートコントラクトという機能を実装し、分散型アプリケーションを作成するための、プラットフォームとして生まれました

時価総額をチェック

気になるイーサリアムの時価総額をチェックしていきましょう。2018年5月7日現在、78,729,459,571 USD(8,590,564,981,068 JPY)となっており、時価総額ランキングでは2位です。1位のビットコインに迫る勢いです。

イーサリアムの目玉機能「スマートコントラクト」

まず、イーサリアムを語るうえでは外せない、スマートコントラクトを見ていきましょう。

分散型の契約管理システム

スマートコントラクトとを簡単に説明すると「契約管理システム」といえます。重要だけど管理が大変な契約書などを簡単かつ正確に保管でき、その利便性とセキュリティ性能などが注目されています。これを利用すればさまざまなサービスを提供できるようになるかもしれません。

ブロックチェーンに様々な情報を記録できる

トランザクションデータのみを記録していたビットコインとは異なり、イーサリアムのブロックチェーンにはさまざまな情報を記録できます。これによってスマートコントラクト機能を実現しています。ブロックチェーンは改ざんがほぼ不可能ですので何か致命的な欠陥が見つからない限り、高いセキュリティ性能が維持できるでしょう。

分散型アプリケーション(Dapps)を作成できる

Dappsとは?

イーサリアムはDapps(Decentralized Apprications)に使われています。Dappsとは、ビットコインのように中央管理者がいない分散型のアプリケーションを指します。具体的には、これらの特徴を満たすようなものです。

  • オープンソース
  • 分散的(特定の管理者がいない)
  • インセンティブが設計されている
  • プロトコルはユーザーの合意(コンセンサス)によって変更される

具体的な応用先

ゲーム

現状は、ゲームなどにメインで用いられており、Cryptokittiesという育成ゲームに使われていたりします。

投資プロジェクト

過去にはThe DAOという投資を分散的に行うような試みもありました。これは、投資先をみんなで決めるという民主的に投資ファンドを運営するというプロジェクトでしたが、残念なことにプログラムの脆弱性により失敗しました。

DEX(Decentralised EXchange)

最近、注目度が上がっていますが、DEXと呼ばれる分散型取引所にも使われています。私たちが普段利用する取引所は特定の会社によって運営された中央集権的な取引所ですが、そうした管理する主体なしに分散的に取引を行うことを可能にする取引所です。

開発方法

イーサリアム上でのDapps開発には、Solidityという独自の開発言語が使われます。

ICOのトークンに用いられる

イーサリアム技術の応用先の1つにトークン発行があります。企業がICO(仮想通貨を用いた資金調達の方法)を行う際に発行するトークンで、イーサリアムの技術が使われることが多くなっています。(他にはNEMなども用いられます)

ERC20

トークンごとに互換性がないと、トークンごとに別のウォレットで管理する必要があったり、トークンが取引所に上場する時にも手間がかかったりするため、ERC20という規格が使われることが多くなっています。一方で、最近ではERC20の規格に独自の実装を行った一部のトークンで脆弱性に関する問題も起きました。ERC20に準拠していても投資においてのリスクがあることは認識していく必要がありそうです。

 

イーサリアムの今後のアップデートに関するニュース

イーサリアムはこれまで何度かハードフォークアップデートが実施されており、今後も予定されています。こちらを少し見てみましょう。

Frontier(フロンティア)

Frontierはリリース初期(2015年7月実施)に行われたハードフォークアップデートで、主な目的はバグ修正です。さらに、イーサリアムに搭載されている様々な機能のテストを兼ねています。

Homestead(ホームステッド)

こちらは機能の改善及びマイニング難易度の緩和を目的として行われたものです。(2016年3月実施)Homesteadの結果としてトランザクション処理速度がかなり上がり、利便性が高まりました。さまざまな組織からイーサリアムが注目されるようになった理由となるアップデートです。

Metropolis(メトロポリス)

Metropolisは2段階に分かれているハードフォークアップデートですので1つずつ見ていきましょう。

Byzantium(ビザンティウム)

こちらは2017年10月に実施されたもので、今後予定されているProof of Stakeへのマイニングアルゴリズムの変更の準備として実施されました。実際に変更されればさらにトランザクション処理速度があがると期待されています。

Constantinople(コンスタンティノープル)

2018年内実施予定のアップデートで、2018年5月7日現在はまだ実施されていません。また、詳細も不明ですので発表されるのを楽しみに待ちましょう。

Serenity(セレニティ)

イーサリアムの最後のアップデートが(Serenity)です。こちらが実施されるとマイニングアルゴリズムが完全にPoSになる予定です。これによってイーサリアムが完成する予定です。

イーサリアムのハードフォーク事例をチェック

イーサリアムはこれまでに何度かハードフォークを行っており、それによっていくつかの新しい仮想通貨が誕生しています。一例として次のようなものがあります。

仮想通貨名 通貨記号 ハードフォーク時期
Ethereum Classic
イーサリアムクラシック
ETC 2016年7月
Ethereum Fog
イーサリアムフォグ
ETF 2017年12月
EtherZero
イーサゼロ
ETZ 2018年1月

今後もハードフォークによってさまざまな仮想通貨が生まれるかもしれません。

イーサリアムのマイニング方法は?

イーサリアムのマイニングに参加する場合、マイニングプールに参加してマイニングするのが一般的です。参加する場合、次のものが必要です。

  • Win7以降のOSを搭載したPC(64bit版のみ、RAM 4GB以上、GPU必須)
  • ウォレット
  • マイニング用ソフトウェア
  • マイニングプール

また、2018年5月現在の主要なマイニングプールは次の通りです。

  • Ethermine
  • f2pool2
  • Nanopool

この3つのマイニングプールで50%以上を占めています。

マイニングにオススメのウォレット

マイニングにはウォレットが必要です。イーサリアムのウォレットはたくさんありますのでオススメのウォレットを少し見ておきましょう。

MyEtherWallet

イーサリアムを安全かつ快適に保管するのにオススメのデスクトップウォレットです。

公式サイト: https://www.myetherwallet.com/

Jaxx

スマホで管理したい人にオススメのモバイルウォレットです。

公式サイト: https://jaxx.io/

イーサリアムのチャートと相場をチェック!


イーサリアムの価格は2017年12月から2018年1月にかけて高騰し、その後下落しました。2018年5月現在は再び上昇傾向にあり、790USD/ETH程度でトレードされています。仮想通貨市場全体の価格推移に追随しているチャートになっています。

イーサリアムを購入できる取引所

イーサリアムは主要な仮想通貨ですので購入できる取引所もたくさんあります。その中でおすすめなのは次の取引所です。

取引所名 種別 公式サイト
Zaif 取引所 https://zaif.jp/
bitFlyer 販売所 https://bitflyer.com/
bitbank.cc 取引所 https://bitbank.cc/
QUOINEX 取引所 https://ja.quoinex.com/

この中でもオススメなのは取引手数料が無料のbitbank.ccです。イーサリアムの購入を考えている人は是非使ってみてください。購入後、イーサリアムを安全に保管したい人はウォレットに移しておきましょう。

イーサリアムの将来性

2018年5月現在、イーサリアムのプラットフォームを利用したICOなども活発に行われており、将来性には期待できそうです。また、今後予定されているハードフォークアップデートの内容によってはさらに注目されるようになるでしょう。イーサリアムに期待している人は今後の最新情報から目を離さないようにしましょう。

イーサリアムのまとめ

ここまで見てきたようにゲームやICOなど様々な場面で使われており、今後のアップデートも予定されており、さらに普及していくことが期待されています。開発者のコミュニティも活発となっており、非常に勢いがあり、今後が楽しみな注目の通貨です。

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