【完全版】Kucoin Shares(KCS)とは?特徴・将来性・チャート・取引所

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仮想通貨Kucoin Shares(KCS)は仮想通貨取引所のKuCoinが発行したコインです。2017年ごろから仮想通貨取引所が、トークンを発行する動きが加速し注目を集めています。今回は日本人にも人気が高い仮想通貨取引所、KuCoin(クーコイン)が発行するアルトコインについて詳しく見ていきます。

仮想通貨Kucoin Shares(KCS)とは?

名称 Kucoin Shares/クーコインシェアーズ
単位 KCS
公開日 2017年9月2日
取扱い取引所 KuCoin
発行枚数 2億KCS
トークンタイプ ERC20
香港
公式サイト https://www.kucoin.com/#/

Kucoin Shares(KCS)は2017年9月に公開されたトークンです。2018年5月28日現在の時価総額は約35億6千万円。ランキングは253位です。香港に拠点を置く仮想通貨取引所のKuCoin(クーコイン)が発行元となり、自社のオリジナル仮想通貨として開発し、ICOしました。

KuCoin(クーコイン)はどんな取引所?

Kucoin Shares(KCS)を理解するには運営元であるKuCoin(クーコイン)の理解が欠かせません。KuCoin(クーコイン)はこんな特徴を持つ取引所です。

  • アルトコインの取り扱い数が150種類を超える
  • 2018年仮想通貨の取扱高が20位台
  • 香港にある取引所で中国の影響が懸念

アルトコインの取り扱い数が150種類を超える

アルトコインの取り扱い数が150種類を超えています。海外取引所では100種類以上を扱うところもありますが、150種類を超えるのは多いといえるでしょう。日本ではほとんど知られていないマイナーなアルトコイン(草コイン)も購入が可能です。

2018年仮想通貨の取扱高が40位台

24時間の取引高ではKuCoin(クーコイン)は42位でした。取引量上位はOKEx、bitFlyer、バイナンス、Huobiといった世界的にメジャーな取引所が存在感を示しており、それよりは少し劣るところでしょうか。

香港にある取引所で中国の影響が懸念

KuCoin(クーコイン)は香港に拠点を置く取引所です。中国政府は仮想通貨に対して厳しい規制を行っている国の一つです。ICOへの参加、資金集めが禁止され、マイニングに対する規制も発表されています。取引所への規制が開始されるのではないかといううわさも絶えません。

同じく中国に拠点があったバイナンスは、本社をより仮想通貨に対して、より寛容なマルタ諸島へ移転しています。

Kucoin Shares(KCS)の利用目的

Kucoin Shares(KCS)は以下のような利用方法があります。

  • KCSのホルダーは取引手数料の一部割引
  • 上場する通貨決定の投票権として利用
  • 仮想通貨を同士を交換するペア通貨
  • 分散型仮想通貨取引所「DEX」の手数料

KCSのホルダーは取引手数料の一部割引

KuCoin(クーコイン)の仮想通貨トレードにかかる取引手数量は0.1%という設定です。この取引手数料はもともと低いですが、1,000KCSにつき1%の料率で割引され、最大割引率は30%になります。

上場する通貨決定の投票権として利用

KuCoin(クーコイン)へ上場する仮想通貨を、ユーザーが投票で決めるという参加型のキャンペーンです。

前回の投票は0.5KCSを支払いにつき、1回投票をできる(最大50回)ようです。前回のVote詳細はこちら)BinanceやOKExなど仮想通貨の人気投票を行う取引所は多いですね。

仮想通貨同士を交換するペア通貨

海外の仮想通貨取引所のほとんどでは、日本円の入金ができません。仮想通貨を購入するには、日本円でビットコインやイーサリアムなどの基軸となる仮想通貨を日本国内で購入し、それを送金して仮想通貨同士を交換する手法がとられます。(交換換に使われる仮想通貨を基軸通貨やペア通貨とよびます。)

KuCoin(クーコイン)は独自で発行したKucoin Shares(KCS)もペア通貨として他の仮想通貨との交換に利用しています。ただし、ビットコインのペア通貨が100種類を超えているのに対し、Kucoin Shares(KCS)で交換できる仮想通貨は、8種類と限定的な利用に抑えられています。

DEX分散型仮想通貨取引所(DEX)の手数料

KuCoinはホワイトペーパーの中でDEX(分散型取引所)を目指すとうたっています。DEXとは、中央集権的な管理者が存在しない分散型管理の取引所の総称です。中央集権型の仮想通貨取引所は、情報が中央サーバーに(局所)に集中し、ハッカーの標的になりやすいといわれています。中央サーバーへのハッキング侵入を許してしまうと、甚大な被害が発生します。

国内ではコインチェックがハッキングされ、数百億円というNEMが流出しました。KuCoinは現在の中央集権型からブロックチェーン技術を利用した分散型仮想通化取引所へのアップデートを目指しています。

分散型取引所の手数料「ガス」としてKucoin Shares(KCS)は使われる予定です。

Kucoin Shares(KCS)特徴

  • 手数料利益の50%を保有者に配当
  • 運営保有コインのロックアップ
  • 10%買い戻しによるバーン
  • イーサリアムをベースにしたERC20トークン

手数料利益の50%を保有者に配当

Kucoin Shares(KCS)を保有していると、それだけで配当を得ることができると評判になっています。

この保有者への配当は、運営元であるKuCoinが手数料の利益から50%をKucoin Shares保有者へ配当として利益還元をするものです。Kucoin Sharesを保有することで、安定的かつ継続的な配当「インカムゲイン」と、資産価値の変動による「キャピタルゲイン」の2種類の配当を得ることができます。

ファウンダー保有コインをロックアップ

Kucoin Shares(KCS)の発行枚数の上限は2億枚です。2億枚のうち約半分の1億枚がマーケットに流通し、残りの1億枚はロックアップ(鍵をかけ凍結)され、流通はしていません。運営元であるファウンダー(創業者)が7,000万枚KCS、ICOプレセールで購入した一部の投資家が3,000万KCSを保有しています。

ファウンダーは4年間(~2021年9月まで)投資家は(~2019年9月)までロックアップされ売却することはできません。流通量が制限されることにより貴重性が高まり、仮想通貨の価値担保に好影響を与えます。逆に、流通解禁のタイミングは流通量が増え下落トレンドに陥る可能性があります。

10%買い戻しによるバーン

KuCoin(クーコイン)は,、利益の10%を使ってKucoin Shares(KCS)を買い戻し、burn(バーン)します。バーンとは燃焼という意味で、買い戻したコインを消してしまうということです。バーンの頻度は4半期に一度、年間4回のバーンが行われます。

何故バーンをするの?

バーンすることで市場に流通する枚数が少なくなります。少なくすることで一枚当たりの価値が上昇し、投資の好材料になります。結果として資金の流入増加がおこります。バーンもファウンダーの資産凍結も投資には好材料です。

イーサリアムをベースにしたERC20トークン

Kucoin Shares(KCS)はイーサリアムをベースに開発されたERC20トークンです。ERC20に準拠することで、開発者は、ブロックチェーンを開発する時間やコストが削減でき、利用者はイーサリアムのウォレットが利用でき、開発者、ユーザー共に利便性が上がります。

Kucoin Shares(KCS)のデメリット

運営元であるKuCoinは、Binanceと比較されることが多い取引所です。Binanceは世界で最もメジャーな取引所の一つで、世界中から支持を集めています。KuCoinとBinanceは上場している仮想通貨や、サービスの内容が重複するものが多く、Kucoinを積極的に選択する理由がそこまでないということもあります。

スマホアプリが公式ストアにない

公式アプリは存在しており、直接サイトに行くことでダウンロードできますが、App StoreやGoogle Playなどでは、取り扱いがないようです。少し心配になるところかもしれません。

これまでのチャートに注目

https://coinmarketcap.com/currencies/kucoin-shares/#charts

Kucoin Shares(KCS)は、インカムゲインとキャピタルゲインの2種類の利益が狙えるとして当初より注目を集めていました。

2017年上場後

上場した2017年11月当初は0.5ドルから0.7ドルで推移をします。12月中旬から徐々にチャートの価格を上げ2018年1月になると、最高値の1KCS20ドルを記録しました。この値上がりは、「バブル的」な要因が強く、多くの仮想通貨が一気にチャート価格を伸ばし、弾けるように下落をしました。

2018年の価格推移

2018年の前半は、急激な高騰と下落の影響から反発できずに、下落のトレンドが続いてきました。4月頃より徐々に回復傾向にあります。

Kucoin Shares(KCS)の将来性を見てみよう

Kucoin Shares(KCS)のチャート価格は、運営元のKuCoin(クーコイン)の業績が大きく影響することは容易に想像できます。KuCoin(クーコイン)は、2017年9月に設立したばかりの新興の取引所です。

2018年3月時点の取り扱い仮想通貨は78種類でしたが、2018年5月になると150種類を超しています。

ICOで資金調達に成功したら、KuCoin(クーコイン)とBinanceに上場するという流れが多く見られます。

また、ファウンダー保有通貨ののロックアップや買い取りバーンは、中長期的にKucoin Shares(KCS)の価値を下げさせないという、KuCoin(クーコイン)の管理姿勢を如実に物語っております。Kucoinがこのまま成長していけば、Kucoin Sharesは安定した価値を保持できるでしょう。

Kucoin Shares(KCS)の買い方

Kucoin SharesはKuCoinで購入します。KuCoin(クーコイン)は香港に拠点を置く仮想通貨取引所なので日本円の入金はできませんので、まず日本の取引所で、ビットコインを購入し、購入したビットコインをKucoinに送金します。そこからビットコインでKucoin Sharesを購入します。

Kucoinは日本語対応しているため、海外取引所の中では使いやすい部類かと思いますが、慣れていない方はまずは国内取引所で取引に慣れましょう。

Kucoin Shares(KCS)のおすすめウォレット

Kucoin Shares(KCS)を保管するおすすめのウォレットは、My Ether Wallet(マイイーサウォレット)です。イーサリアムやイーサリアムクラシックを保管するために開発されたウォレットですが、ERC20トークンも保管することができます。MyEtherWalletは世界でも最も有名なウォレットの一つです。

Kucoin Shares(KCS)のまとめ

仮想通貨Kucoin Sharesは、KuCoinという取引所が発行するオリジナルコインでした。KuCoinは2017年9月に設立されたばかりですが、次々と仮想通貨を上場し150種類を超す取り扱いがあります。

Kucoin Sharesに対しては、取引所の利益を保有者への配当に還元する、手厚い保護を与えています。この「保有するだけで利益配当がある」というサービスは、非常に魅力的なオファーで、利益配当を目的にKucoin Sharesを保有する投資家もいます。

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