今回はSirin Labsというプラットフォームと、そのプラットフォームで使われるトークン「Sirin Labs Token」について紹介します。Sirin Labsはスマートフォンに焦点を当てたとてもユニークなプラットフォームです。
仮想通貨Sirin Labs(SRN)トークンとは?
Sirin Labs(SRN)トークンの概要
仮想通貨名 | Sirin Labs Token |
通貨記号 | SRN |
発行数 | 573,145,073 SRN |
コンセンサスアルゴリズム | Tangle |
ブロックサイズ | – |
ブロック生成時間 | – |
公開年月日 | 2017年12月12日 |
開発者 | SILIN LABS |
公式サイト | https://sirinlabs.com/ |
時価総額の情報をチェック
2018年5月15日現在、Sirin Labs Tokenの時価総額は104,621,214 USD(11,478,010,799 JPY)となっています。また、時価総額ランキングでは152位に位置しています。Sirin Labs Tokenは一時、時価総額ランキング100位以内に入っていたこともありますので、当時に比べると少し下がったようです。
ICOの様子は?
Sirin Labs TokenのICOは2017年12月に実施されました。ICOを実施した結果、157,800,000 USD(約170億円)の資金を集めることに成功し、かなり大規模なICOとなりました。
集まった金額を考えると、Sirin Labsはかなり期待が集まっているプロジェクトといえるでしょう。
Sirin Labs(SRN)トークンの特徴
続いて、Sirin LabsおよびSirin Labs Tokenの特徴についてチェックしていきましょう。このコインに注目している人はぜひしっかりチェックしておきましょう!
FINNYデバイスを開発するためのプロジェクト
Sirin Labsは「FINNYデバイス」と呼ばれるスマートフォンやPCを開発するためのプロジェクトです。これは、誰もが利用しているスマートフォンやPCなどのデバイスとブロックチェーン技術を融合させ、ブロックチェーンをより社会に浸透させていくことを目的としています。
高セキュリティが魅力
ブロックチェーンや仮想通貨を取り扱う上で最も重要なのはセキュリティです。2018年現在、多くの人がスマートフォンやPCを利用しています。しかし、PC用OSとして90%のシェアを占めるWindowsやモバイルOSとして70%のシェアを占めるAndroidはセキュリティの問題を抱えています。
毎年のようにマルウェアやウイルスの話題を聞きますが、これでは仮想通貨を取り扱うのに不安が残ってしまいます。そこで、FINNYデバイスはセキュリティ対策に重点的に行っています。ウイルス感染の心配を最小限に抑えると共に、デバイスをコールドウォレットとして運用できるようになっています。
有名企業と提携
Sirin LabsはFINNYデバイスの開発において、有名企業と提携しています。主な提携企業は次のとおりです。
誰もが知ってるGoogleは、モバイルOS「Android」を開発していることでも知られています。Androidのグローバルでのシェア率は70~80%となっており、今後の展開を考える上でも有利といえるでしょう。FINNYのシステムはこのAndroid上で問題なく動作しますので、知名度や期待度が上がるにつれて以前のGoogle Chromeで見られたように爆発的に普及していくかもしれません。
Bancor
Bancorは仮想通貨の流動性に関する問題を解決するために作られたプラットフォームです。具体的には、取引価格をシステムで決めることによって取引が成立しやすくなります。さらに、Bancorはそれだけではなく、世界中で共通の通貨を利用してさまざまな決済を行うことを目的としています。今後、うまく活用が進めば為替手数料の削減やリアルタイム送金などを実現できるかもしれません。
このように、Sirin Labsはそれぞれの分野で有名な企業と提携していますので将来性に期待できそうです。今後発表される情報にも注目しておきましょう。
Sirin Labs(SRN)トークンのチャートと価格をチェック!
続いてSirin Labs Tokenのチャートと価格推移に注目していきます。
2018年の価格推移に注目
2018年1月は仮想通貨市場全体に勢いがあり、ほとんどのコインの価格が急上昇しました。Sirin Labs Tokenも同様で、1月に最高値である約390JPY/SRNとなりました。しかし、その後は下落しています。2018年5月15日現在、約50JPY/SRNでトレードされています。
Sirin Labs(SRN)トークンを購入できるオススメの取引所
Sirin Labs Tokenを取り扱っている取引所は2018年5月現在ではそこまで多くありません。購入したい場合、おすすめの取引所をご紹介します。
Huobi
何らかの事情でBittrexが利用できない場合はHuobiがオススメです。ただし、Bittrexより流動性がはるかに低いため注文が約定しにくい可能性があります。そのため、Huobiは予備の取引所としての利用がオススメです。
Bittrex
こちらはアメリカ・ラスベガスにある取引所で、200種類近くの仮想通貨が上場されています。2018年5月15日現在、Sirin Labs Tokenの取引量は最も多く、全世界の80%近くを占めています。特別な事情がなければBittrexを利用するのがオススメです。
Sirin Labs(SRN)トークン対応ウォレットはある?
Sirin Labs Tokenはイーサリアムをベースとして開発されたERC20トークンのひとつです。そのため、ERC20トークンに対応しているウォレットで保管できます。その中でも特にオススメなのが「MyEtherWallet」です。こちらは簡単に利用でき、セキュリティ性能も高くなっています。
Sirin Labs(SRN)トークンのまとめ
この記事ではSirin Labsプロジェクトと仮想通貨Sirin Labs Token(SRN)について詳細情報をチェックしていきました。ブロックチェーンを組み込んだデバイスの開発という分野は2018年5月現在で他に手がけている組織は存在しないようです。そのため、競合相手も少なく将来性に期待できるといえそうです。