【完全版】TRON(トロン)とは?特徴・将来性・チャート・取引所

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この記事では仮想通貨トロンについて解説していきます。2017年8月に発行が開始したこの通貨、時価総額20位以内につける一方で「詐欺だ」、「きな臭い」なんて言葉も聞かれるのも事実です。実際のところどうなんでしょうか。こういった部分も含めて特徴や将来性についてこの記事では解説していきます。

そもそもTRON(トロン)とは

TRONはあの、世界最大手ECの一つであるアリババグループ代表であるジャックマー氏にも認められた、26才の若き起業家「Justin Sun」(ジャスティン・ソン)氏によって設立されました。

出典:twitter

さらに、仮想通貨業界への影響力が大きいといわれているJihan Woo(ジハン・ウー)氏が代表を務める最大手仮想通貨マイニング機器関連企業であるBitmain社が出資したことなどが引き金となり発行前から注目を集め、バイナンスで行われたICOではわずか30秒で完売資金調達を完了しました。

基本情報

通貨名 TRON
単位 TRX
発行日 2017年8月23日
最大発行枚数 100,000,000,000 TRX
コンセンサス・アルゴリズム PoS
開発者
ホワイトペーパー https://o836fhe91.qnssl.com/tron/whitebook/TronWhitepaper_en.pdf
公式サイト https://tron.network/index?lng=en
Twitter https://twitter.com/justinsuntron
Facebook https://www.facebook.com/justinsuntron

TRONはもともとイーサリアムのプラットフォーム上で作られたERC20トークンでしたが、2018年5月31日に独自のプラットフォームをローンチ、イーサリアム上のネットワークから独立しました。

TRONの特徴

そんなTRONどのような特徴を持っているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

TRONの目的とは 世界中のクリエイターたちを応援するプラットフォーム

トロンの目的は、世界中のクリエイターを応援することです。分散型P2Pのノードで構築されるというブロックチェーンの特性を生かし、YouTube、ニコニコ動画のような中間に入る動画配信プラットフォームの存在をなくし、クリエイターとユーザーが投げ銭を含めたやり取りを直接できるように計画しています。

これだけではなく、データをブロックチェーン上に構築された分散型ストレージに管理することによって、サーバーダウンといった問題によるデータの紛失、あるいは改ざん、盗用を防ぐほか、低コストでストレージを拡張できるようにすることを目指しています。

TRONのロードマップ

トロンは以下のような10年にわたる壮大なロードマップを提示しており、この流れに沿って、上で説明したサービスを実現していくようです。

Exodus 2017年1月~2018年12月まで

最初の段階がこのExodusです。ここではP2Pで作られたコンテンツの自由なアップロード、配布保存ができるプラットフォームを作ります。

odyssey 2019年2月~2020年6月まで

TRONのブロックチェーンを利用、TRXを利用してコンテンツに対する対価をクリエイターが受け取れるようになります。

Great Voyage  2020年7月~2021年7月

この段階で、コンテンツ提供者が得た収入、TRXによって得られる配当金、コンテンツ配信者のサポーターの管理ができるようになります。

Apollo 2021年8月~2023年3月

この段階でブロックチェーンのパーソナル化が進み、イーサリアムのように個人でトークンを発行することができるようになります。簡単な例を挙げれば、著名YouTuberのヒカキンさんが、Tronのプラットフォーム上で「ヒカキンコイン」を作り、それで独自のコミュニティが作れるようになるということです。

Star trek 2023年4月~2025年9月

開発者が自由に構築できるオンラインゲームのプラットフォームを作成します。このプラットフォームにはAugurのような市場予測機能が含まれており、ゲームの収益化の予測が可能になるとのこと。

Eternity 2025年9月~2027年9月

最終段階のEternityではプラットフォームを利用して開発者が自由にゲームを設計できるだけでなく、投資家も自由に関心のあるゲームに投資することができます。

TRONのチャート



次にトロンのチャートを見ていきましょう。発行されてから1年間のチャートの動きをみると、トロンはこれまでに2度大きな価格上昇を経験しています。

マカフィー砲とJustin氏のツイッター発言

一つが、2017年末から2018年1月初頭にかけて。ここでの急騰の要因は大きく分けて二つあるとみられています。一つが2017年12月に大手セキュリティ対策ソフト開発を手掛ける「マカフィー」の創業者ジョンマカフィー氏がTRONについて以下のように言及したことです。

トロンは長期的にホールドしておく必要のある銘柄だとマカフィー氏は言及しています。

もう一つの高騰の要因がCEOであるJustin Sun氏が1月自身のツイッターにて以下のように発言したことです。こちらはより直接的な要因のようです。

Justin氏はツイッター内にて、トロンは世界的大企業と提携を結ぶ計画があると発言しました。これを直接的な景気に、一時30円まで急騰しています。結果として、価格はその後急落しました。

メインネットのローンチ

二つ目のに価格の大きな上昇がみられたのが2018年5月~6月にかけて。冒頭で説明したように、5月31日にメインネットのローンチが行われたことが一つの要因になっていると見られています。

先ほど説明した10年単位の長期のロードマップを立て、ICOからメインネットのローンチまでかなりの時間を要すことが伝えられていたことから、トロンは詐欺通貨ではないか、という疑いをもたれていたのも事実です。

完全にではありませんが、5月31日に行われたローンチはこうした疑惑を払拭する一つの材料になったことは確かだといえます。

TRONの将来性

最後にトロンの将来性について考えていきましょう。

プラス材料1:大手企業を含む複数企業と提携

将来性を考えるうえで一つの大きな優良材料はトロンがすでに大手企業を含む複数企業と提携を結んでいるという事実です。

peiwo

提携企業の一つが中国を拠点とした動画配信プラットフォームpeiwoです。トロント同様JustinSun氏が創業、CEOを務めています。すでに1,000万人以上のユーザーがいるといわれ、トロンの優良なユースケースの一つとなることも考えられます。

oBike

シンガポールに拠点を置く自転車シェアリングサービスです。すでに1,000万人以上の顧客を抱えており、支払い方法の一つとして将来的にトロンを採用することを発表しています。

Baofeng.com

アクティブユーザー数2億人を抱える中国版Huluともいえる動画ストリーミング配信サービスを運営しているのが、baofeng.comです。インフラ提供などを通じ、トロンの運営、発展を支える基盤となるようです。

GSC.social

GSC.socialは1億2000万人を超えるといわれるユーザー数を誇る、ソーシャルネットワーキングチェーンサービスを運営してます。

Game.com

中国初のブロックチェーンのゲームコンテンツを利用したオンラインゲームプラットフォームです。

プラス材料2:メインネットがローンチされた

もう一つの優良材料がメインネットが5月31日にローンチされたということ。大きな進歩で商。疑惑は晴れたとは言え、2018年頭にはホワイトペーパーの盗作疑惑が取りざたされていました。また、トロンは長い間何のプロダクトもローンチされなかったことから、期待感の高さとは裏腹にずっと詐欺コインなのではないかといううがいを持たれていたのです。

こうしたデメリットを抱えていたトロンにとってはまだベータ版とはいえこの段階で、メインネットのローンチを発表できたことはよい材料になったのではないかと考えられます。

デメリット1:ロードマップが長すぎる

ただ、もちろんデメリットもありその一つがロードマップが長すぎるということ。完全にサービスの運用ができるようになるまでに10年かかります。ブロックチェーンを利用したコンテンツ配信者向けのプラットフォームは優良なユースケースの一つとして知られているため、今後強力な競合が出てくる可能性も否定できません

また、そもそも10年後仮想通貨全体が残っているかどうかという保証も現時点ではありません。未確定のリスクが多い仮想通貨業界では判断材料ができるまで長期間かかるというのは大きなデメリットでしょう。

デメリット2:今でも競合が十分に強い

また、イーサリアム、Neo,Nemなどの俗に言う「インフラ銘柄」の中でも人気が高いこれら仮想通貨も、トロンが計画しているようなユースケースに適応できる可能性が残っており、強力な競合ということができます。こうした多様なユースケースを有する著名通貨とどのように差別化を図っていくかは正直なところ今のところ明らかにはなっていません。

結論

結論から言うと、現状価格の動きは不透明といえ、投機目的以外ではリスク管理が難しい銘柄といえます。判断を付けられる材料がそろっていないのです。今後の動きに注目していく必要があるでしょう。

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第二のバイナンスともいわれる現在最も注目が集まっている取引所の一つです。日本語には対応しておりませんが、スマホアプリもリリースしており、移動時間でも取引が可能です。

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まとめ

この記事ではTRONについてその特徴や将来性についてまとめてきました。トロンはクリエイターのための適正なプラットフォーム設立構想を掲げています。構想自体は魅力的ですが、サービスの完成までに10年近い時間を要し、リスクが不透明な仮想通貨業界では投資に対する危険性が高いのも事実です。

もう少し動向を見守っていく必要があるでしょう。

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