ビットコインの値段は上がるのか?過去の高騰と暴落を時系列で分析

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金融商品の中でもビットコインの投資判断は非常に難しいと思います。一般的な商品や金融商品とも異なり、価値の裏付けがほとんどないからです。投機とも呼ばれますが、過去の傾向を分析することで、どのような理由で値段が変動し、今後どうなるかということを予想していきたいと思います。

ビットコインの価格の変動

ビットコインが注目されたのはここ数年ですが、実はビットコイン自体は2009年に最初の取引がされています。下記の図を見ていただいてわかるように、2016年より前はほとんど動きがありません。(2014年に少し動きがありますが)当初はあまり注目をされず、一気に値段が上がっていることがわかると思います。ぜひこの図を頭に入れながら読み進めてください。

Source: 99bitcoins

ビットコインの歴史

2009年:初めてのビットコイン取引

2009年に初めてビットコインの取引が行われました。ビットコインを創ったと言われるSatoshi Nakamotoさんによって実際にビットコインの送信が行われました。また、同年に既に法定通貨との交換も行われたようです。

2010年:マウントゴックス開始

2010年にはマウントゴックスが営業開始をしたり、ビットコイン好きの方であればご存知のピザとビットコインの交換が行われました。ピザ1枚で10,000BTCということですので、今も持っていたら数十億~百億近い値段ですね。2010年にはまだ1BTC=20円程度だったようです。

2011年:TIME誌とハッキング

4月にTIME誌に取り上げられ高騰した後、マウントゴックスがハッキングを受けて急落しました。このときに1BTC=1,400円程度になったようです。

2012年:半減期

ビットコインのマイニング報酬は4年に1回半減しますが、その最初のタイミングがここです。マウントゴックスの影響もあり、1BTC=1,000円程度になったようです。

2013年:キプロス危機と中国規制

キプロスに金融危機が起こり、ビットコインへの期待が高まりました。さらに、中国での投資も過熱し、一時は10万円を超えましたが、中国政府がビットコイン取引を規制したことにより、一気に4万円まで下がりました。中国の対応の早さは毎回驚かされます。

2014年:マウントゴックス事件と多くの新取引所

ハッキングによるマウントゴックスの破産がありましたが、ビットフライヤーやコインチェックなど国内でも多くの取引所が生まれました。ホリエモンはこの時期からビットコインやイーサリアムに目をつけていたようでさすがだと思いました。どこで情報を手に入れるんでしょうか。価格は4万円前後で落ち着いていたようです。

2015年:欧州で課税対象外

あまりニュースのない1年でした。欧州司法裁判所でビットコインはVAT(付加価値税)の課税対象外と判決が出て、少し価格が上昇しました。1BTC=5万円程度

2016年:2回目の半減期と決済の増加

2016年に入ると引き続き、ハッキングなどはありつつもビットコイン決済ができるところが増えました。スタートアップでも冗談のようにビットコインを今買えば上がると言われていた時期です。一部の人が信じており、マスでの認知度はまだあまり高くなかった時期です。実際、後半には、1BTCあたり10万円近くまで値段が上がります。

2017年:爆上がり

1月には日本で取引が急増し、2013年以来の最高値を記録します。ここでも中国が規制を出し、価格が下がります。日本でも法律が制定されたり、仮想通貨取引所が登録制になったりと規制が進みます。同時に、仮想通貨関連のサービスが多数立ち上がりました。ついには、街中で仮想通貨の話を聞いたり、地上波のテレビでも特集されたりすることが増えました。仮想通貨もブロックチェーンのことをほとんど理解していない人達の投資が増えます。まさにバブルです。最大で220万円の価格がつきました。

2018年:爆下がり

そして、暴落しました。12月に220万円の値段だったものが、1月に100万円程度になり、2月には一時60万円となります。3月現在は90万円程度で落ち着いています。1月にコインチェックで大量のNEM(580億円相当)が盗難される事件が発生し、金融庁が取引所に立ち入り検査や調査を進めた慌ただしい状況でした。また、韓国や中国においても規制の動きが強まり、市場が大きく影響されたようです。今後はどうなるのでしょうか。

なぜ高騰(上がり)、なぜ暴落(下がる)のか?

上記の歴史を踏まえて、どのようなときに上がり、下がるのかを分析します。バブルと呼ばれたり、投機と呼ばれたりもするので、実際には個人投資家の雰囲気や気分により決まる部分も正直少なくないのではないかとは思うのですが、それ以外の要因で影響の大きそうなものをいくつか挙げます。

高騰する理由

露出が増えたとき

傾向を見ていくと1つは単純に露出が増えるタイミングで増えます。TIME誌で取り上げられたり、日本のテレビで取り扱いが増えたりして多くの人が注目するタイミングで増えます。注目度が増えると、メディアに取り上げられるという側面もあるので鶏と卵ですが、メディア主導でも一定伸ばせるように思います。

ポジティブな規制があったとき

そもそもの法律的な枠組みがないので、規制緩和ということはあまりありませんが、主要国における会議や行政機関によって、ポジティブだと判断されるような動きがあるタイミングで上昇しやすいと思います。

法定通貨の信頼度が下がったとき

キプロスの危機のときに上がったように、何らかの理由で法定通貨に問題が発生したときには、一時的に上がるようです。一過性なので、下記のようにそもそもの利便性が上がることで長期的には上がるかと思います。

利便性が上がる(決済、送金など…)

露出に近い面がありますが、ビットコイン自体の価値は不安定なので、法定通貨との交換や飲食店での決済などでわかりやすくビットコインの利便性が上がることで、長期的には上がるかと思います。

暴落する理由

政府のネガティブな規制

各国での取引禁止は影響度が大きく、特に中国でネガティブな影響が出ると下がる可能性が高いです。この傾向は今後も変わらないのではないでしょうか。

取引所での問題

取引所でハッキングや盗難があるとわかりやすく下がります。システムエラーなどもありますが、そこまで価格には影響がなさそうです。ICOでも多くの問題が起きていますが、個別のケースでは全体の価格にそこまで影響はないようです。

今後はどうなるのか?

個人的には、長期的にビットコインの価格は上がっていくと考えているのですが、ここまで短期で上昇するとは思わなかったので今後の上がり幅はそこまで大きくないように思っています。ビットコインが200万円になる可能性はあるかと思いますが、さすがに1,000万円になるのはあまりイメージができません。ビットコインの変動は引き続き、大きいとは思いますが、さらに大きなリターンを得る場合には、ビットコイン以外のアルトコインや草コインへの投資やビットコインにレバレッジをかけた投資が増えるのではないかと思っています。

皆さんはどう思いますか?

 

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